今日から使える!心と体の健康科学

【ダイエット】脂肪燃焼効果が2倍も変わる食事と運動の正しい順番

あなたはご存知でしたか?

痩せるために重要な食事と運動。

じつはこれらのタイミングを調整するだけで、

なんと脂肪燃焼効果が2倍も変わることが最近の研究でわかっているのです。

さらに今回注目しておいてほしいのが、

男性と女性では運動と食事のタイミングが大きく異なるということ。

そんな中で、きっと多いと思います、何も考えず闇雲に運動をして食事を摂っている人。

それは非常にもったいない、

どうせなら正しい知識をつけて効率よく痩せたいですよね?

そこで今回はその食事と運動のタイミングをあなたに紹介していきます。

今後、生活するうえで役立つ情報となっているので、ぜひ最後まで見てもらえたらと思います。

おすぎくん

運動と食事の順番によって、脂肪燃焼に変化があるなんて知らなかった!

五右衛門

そして男性と女性では、順番が異なるということもチェックだ。

目次

脂肪燃焼効果が2倍!?食事と運動の順番:男性編

ではさっそく本題に入っていくんですけど、まずは男性から。

今回紹介するのが、

2020年にイギリスのバース大学バーミンガム大学が発表した小さな研究(1)

被験者は30名の男性で期間は6週間

この被験者を3つのグループに分けました。

  1. 運動の前に朝食を食べるグループ
  2. 運動の後に朝食を食べるグループ
  3. 自分の好きなタイミングで朝食を食べて運動をするグループ

ではここであなたに質問です。

このグループのうち、どのグループが一番脂肪を燃焼したと思いますか?

じつはこの研究では、

運動の前に朝食を食べたグループ1が一番を脂肪燃焼をしたのです。

そして朝食後に運動をしていたグループ2よりも、

その効果が2倍もUPしたという結果になったのです。

ではなぜ、朝食前に運動をしたグループは脂肪燃焼しやすかったのか?

その理由は「インスリン」です。

ぼくらは睡眠中に、ご飯を食べることができないですよね?

そうすると肥満ホルモンであるインスリンの分泌量が低下します。

このインスリンが低下している状態で運動をすることで脂肪や筋肉の栄養から使われていくので、

空腹の状態で運動をしたほうが脂肪から燃えるということを研究者は主張しています。

おすぎくん

男は食事する前に運動をすることで、脂肪燃焼効果が高まるということがわかったんだね!

脂肪燃焼効果がアップ:女性編

では続いて女性はどうなのか?

その答えが違う研究でわかりました。

それは2016年イギリスのサリー大学が行った研究(1)で、

被験者が男性13名女性17名の運動をあんまりしない計30名。

そして期間は4週間、

では彼らに何をしてもらったのか?

  1. トレーナーをつけて運動を3週間をしてもらう
  2. 運動の前、もしくはあとに炭水化物入りの飲料を飲んでもらう
  3. そして実験の前後で脂肪燃焼量を計る

その結果、男性と女性で脂肪燃焼量が大きく変わったのです。

男性は運動の前でもあとでも同じように脂肪を燃焼したのに対し、

女性はなんと、

運動前に炭水化物入りの飲料を飲んだほうが脂肪燃焼効果が22%高かったという結果になったのです。

いったい男性女性との間に何が起きているのかというと、

男性は炭水化物をエネルギーにしやすい、

つまり蓄積している脂肪よりもさきに炭水化物をエネルギーにしやすいので、

空腹の状態で運動をしたほうが脂肪燃焼効果が高まる場合が多いのです。

その一方で女性は、

もともと女性は脂肪が多く筋肉量が少ないので、炭水化物を原料として溜め込もうという働きがあります。

だから男性より先に食べても脂肪を燃焼しやすく、

食後に運動をしたほうが脂肪が燃えやすくなるということを研究者は発表しています。

五右衛門

男性と女性でこんなにも違う結果に鳴るとは、人間のカラダは不思議だな。

痩せるために知っておいてほしい知識2つ

筋トレしてからジョギング(有酸素運動)をする

さいごに脂肪を燃焼させる際に、2つほど知っておいてほしい知識があります。

まず1つ目が脂肪を燃焼させたいなら、

最初に筋トレをしてからランニングなどの有酸素運動をすることです。

運動に知識がある人からすれば常識かもしれませんが、

筋トレ(無酸素運動)をすると成長ホルモンが分泌されます。

そしてこの成長ホルモンには脂肪を燃焼する働きがあるのです。

つまり筋トレした後の成長ホルモンが出ている状態で、

ジョギングなどの有酸素運動をすることは、脂肪燃焼を狙うときにとても効果的なタイミングと言えます。

五右衛門

成長ホルモンが出ている状態での有酸素運動で効率アップだ。

食後30分~1時間の間に運動をする

そして2つ目が、

今回の研究を踏まえてこれは女性向けなんですけど、

食後の30分~1時間の間に有酸素運動をすることによって、

食事で摂った糖が体脂肪に変わるのを防ぐことができます。

本来であれば食事で摂った糖は、インスリンの働きで体脂肪としてカラダへと溜め込もうとしますが、

食後30分~1時間の間に運動をすることによって、

糖が体脂肪へと変わる前にエネルギー源として消費してくれるのです。

つまり運動が脂肪に変わるのを防ぐ働きがあります。

なので女性が脂肪の蓄積を抑えたいのであれば、

食後の30分~1時間の間に息切れしない程度の有酸素運動をオススメします。

おすぎくん

食後の30分~1時間の間に運動をすることで、糖が脂肪になるのを抑えてくれるんだね!

まとめ

ということで今回をまとめると、

  • 男性は食事の前に運動をする
  • 女性は食事の後に運動をする
  • 筋トレ後の有酸素運動は脂肪燃焼効果が高くなる
  • 食後30分から1時間の間の有酸素運動は糖が脂肪に変わるのを防ぐ

という内容でした。

今回紹介した研究はサンプルが少ないものの、結果的には効果が証明されています。

この知識は今後生活していくうえで必ず役に立つので、

ぜひ役立ててもらえたらと思います。

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