今日から使える!心と体の健康科学

痩せる人がしている3つの習慣|〇〇する人は太る確率が4.4倍になる!?

どうも杉山です!

皆さんの周りに食べているのになぜか太らない人いますよね?

僕なんて毎日体型維持するためにカロリー計算とか運動していろいろ工夫していますけど、

食べているのになぜか太らないチート体質な人を見ると羨ましく感じます。

もちろん体質だったり遺伝子的な問題もあるとは思うんですけど、

じつは食べているのに太らない人に共通する3つの行動パターンがある研究からわかったのです。

そこで今回は研究からわかった痩る人がしている3つの習慣について解説していきたいと思います。

内容としてはすごくシンプルなことですが、

これを知っておくだけでダイエットの助けになるかもしれません。

ぜひ最後まで見ていただけたらと思います。

動画でもわかりやすく解説しています↓

 

目次

研究内容

今回取り上げる内容は九州大学さんの研究で、

59,717人の糖尿病を患った日本人を約6年にわたってモニタリングした研究になっています。

結構大規模な数字ですよね?

参加者は40歳以上で糖尿病の診断を受けていますが日本人だけのデータなんでかなり参考にしていいかと思います。

では研究でなにをチェックしたのか?と言うと、

どんな食習慣を送ったのか?

肥満、BMI、およびウエスト周囲に関係しているのかを調べましたが、その過程で、

  • 全員の食べるスピード
  • 寝る何時間前に夕食を終えたか?
  • 夕食のあとに何も食べていないか?
  • 朝食を食べているかどうか?

などもチェックしていました。

そして食習慣の情報から全員のBMIやウエストと比べたら、

太っていた人がしている3つの行動パターンが明らかになったのです。

ではここからランキング形式で一つずつ紹介していきます。

太らない人の行動3位:寝る2時間前までに夕食をとる

寝る2時間前までに夕食を終わらせている人はそうでない人と比べて10%、

つまり10分の1の人は肥満になりづらかったという事がわかりました。

よく昔から「ご飯食べたあとにすぐ寝ると牛になるよ」なんてしつけのために言われてきたり、

食後のあとにすぐ寝たり、夜中にご飯を食べると太るという考えの人がすごく多いと思いますが、

もちろん食後に寝ると血糖値が上がって太るとか、

消化機能が落ちてしまい余った糖が脂肪に変わるリスクがあるとか、

理由はたくさんありますが、

大きな原因は「睡眠」です。

これは科学的に証明されてて、

食事をしてすぐ寝る状態、

つまり胃袋に消化されていない食べ物があると、

睡眠時にエネルギーが消化に集中して費やされることで、睡眠時に脳や身体を十分に休めることができなくなります。

その結果として睡眠の質が下がり、

食欲が増す「グレリン」というホルモンが分泌して、

生活の乱れからカロリー過多で太ってしまうというのは良くある話です。

そしてその胃袋に入った食べ物が消化されるのは2時間~3時間必要と言われています。

だからこそ寝る前に2時間は空けたグループは肥満にならなかったのかもしれません。

太らない人の行動2位:間食をしない

そして第二位は夕食後の間食です。

夕食のあとに間食をしない人は、する人に比べて15%ほど肥満になりにくいということがわかりました。

統計データなのでカロリー過多したとかは書かれていなかったですが、

これも夕食後の間食があることで2時間の時間を空けることができず、

睡眠の妨げをしてしまった結果、太りやすいカラダを作ってしまった可能性があるのかなと思います。

太らない人の行動1位:早食いをしない

そして第一位は早食いです。

これは二位の間食や三位の寝る2時間前に夕食よりも、

はぐんっーと上がり、

ゆっくり食べている人は早食いの人よりも42%も肥満になりにくいということがわかりました。

また早食いの人は比べて食べるスピードが普通のスピードで食べる人に比べて29%も肥満になりにくいこともわかりました。

つまり食べるスピードをゆっくりにするだけで42%も肥満になりにくいというということです。

研究者は、

早食いすると満腹感を得られないまま十分なカロリーを摂取したのにも関わらず、

満腹感を得られるまで余計に食べ続けることになります。

反対にゆっくり食べると満腹感を得やすくなるので、

食欲をコントロールして食べ過ぎを抑えられるようになります

引用元:http://seikatsusyukanbyo.com/calendar/2018/009553.php

とコメントしています。

あとしっかり噛むことで脳内に生まれる「ヒスタミン」には満腹中枢を刺激して食欲を抑える効果とともに、

脂肪をエネルギーとして燃焼させる作用があるので、それも関係していると考えることができますね。

まあ結論から言うと早食いはめっちゃ太るということです。

早食いしてしまう習慣を改善するコツ

ではここからはおまけで、

ゆっくり食べることが大事なんだよと、

言ったものの早食いだった人からするとゆっくり噛むことって結構難しいモノなので、

その習慣を改善するためのコツを3つほど簡単に紹介します。

①まずは1つ目は食べ物を口に入れたら箸やスプーンは毎回置く

これは多くのモデルさんやタレントさんとかもやっている方法で、

やっぱり食べている最中、人って食べ物が口に残ってても、箸を持っているだけでつい勢いで次から次へと流れてしまいがちです。

そこで一回入れた食べ物をしっかり噛んで飲み込むまで箸やスプーンを置いておくことで、

次から次へと口に入れ込む「続け食い」を防ぐことができます。

②で二つ目が聞き手じゃない方の手を使って食べる

右手が聞き手なら左手で食べることで、食べるスピードを遅くできるし、一回で口に入る量が少なくなるので、これも効果的ですね。

③3つ目がダイエット用の箸を使う

いまネットで「痩せ箸」っていうサキッチョが柔らかくて掴みずらい、ダイエット用の箸があります。

掴みずらいうえに一度に運べる量を少なくできるみたいなので、これを使うのもアリかもしれないですね。

まとめ

今回をまとめると、

  • 早食いはやめよう
  • 間食はやめよう
  • 寝る2時間前までに夕食を取ろう

という内容でした。

ちなみにこれらは肥満に繋がりやすいというだけでなく不健康になることも研究者は発表してます。

たしかに仕事柄、

時間がないため寝る2時間前までに夕食を取ることができないという人もいるかも知れません。

なのでそのぶん食事をゆっくり食べようだったり自分でうまく調節して、

できるだけ一つでも当てはまらないように注意することでダイエット効果を得ることができるかもしれません。

ぜひ参考にしてもらえたらと思います!

参考文献:

・一般社団法人 生活習慣病予防協会
早食いほど肥満は増える 肥満予防に「ゆっくり食べる」と効果的

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