みなさん日頃から人を褒めていますか?
人を褒めるって、やっぱり人間関係に必要なコミュニケーションのスキルで、
お世辞ってわかってても褒められて嫌がる人はいないですし、
やっぱり人を喜ばせるのが上手い人って同性からも異性からもモテますよね?
だからこそ褒め上手になることは今後の人生においてかなり得なのですが、
ただ思うのが闇雲に褒めてる人がすごく多い。
「かっこいいですね」
「スタイルいいですね」
褒める方法っていろいろあるんですけど、
実は男性に響く褒め方、女性に響く褒め方などの違いがあるのを知ってました?
そこで今回は男性にフォーカスして男性の心に刺さる褒め方についてシェアしていきます。
褒めるテクニックはたくさんありますが、今回は男性の脳を活用したテクニックです。
これをマスターするだけで的確に褒めるべきポイントがわかるので、褒め上手の第一歩になるはずです。
先輩や上司から好かれたいとか後輩や部下を上手に褒めて伸ばしたい、異性からモテたいという人は、
ぜひ男女ともに最後までみていただけたらと思います。
目次
男性を褒めるときの大前提
まず本題に入る前に大前提として男とはどういう生き物なのか?について知っておいてほしいことが2つあります。
1.男性には競争思考がある
1つ目として男性には競争思考があって、
- 相手が自分よりも上なのか下なのか?
- 優劣をつけたかったり
- 他の人よりも優位に立ちたい、
- 一番になりたい
という縦社会の心理があります
その原因として男性ホルモンである「テストステロン」が競争心を強くしていますが、
たとえば男性のお笑いのとり方と女性の笑いのとり方を見れば一目瞭然ですよね。
女性は協調や共感を大事にするので、
自虐ネタだったり、
「この前こんなことがあって~」
「それあるわー」
「わかるわかる」
のような共感で笑いが起きることが多いのに対して、
一方の男性は相手よりも優位に立ちたいという気持ちから相手をイジって笑いを取ろうとします。
男性芸人さんや女性芸人さんの笑い違いもこの場合がほとんどですよね?
これも男性特有の競争思考からです。
あと優劣を付けたいという心理がわかる行動がもう一つあります。
それはプライベートで初対面の男性を目の前にするとまっさきに気になるのが年齢です。
杉山「あっはじめまして杉山です」
佐藤「はじめまして佐藤です」
杉山「(この人何歳なんだろう…)えっおいくつなんですか?」
佐藤「今年25になります」
杉山「なんだじゃあ僕の一つ下ですね~」
そう、このように男にとって相手が上なのか?下なのか?わからないと、
どのように接すれば良いいかわからずモヤモヤしてしまい、
だからこそ年齢という縦社会の指標を知ることで上下関係がはっきりして楽なのです。
このことからも男は優劣を付けたがるという心理を読み取ることができます。
そこで褒めるポイントの一つ目として男性が持つ、
この「競争思考」を刺激してあげます。
2.男は結果にこだわる
そして2つ目が男性は結果にこだわるということです。
女性はプロセス、つまり過程を大切にする傾向がありますが、男はいつだって結果にこだわります。
例えば何か目標があったとして、
どんなに努力して頑張ったとしても結果がでなければとても凹みますし、
誰かが落ち込んでいる人を励まそうと、
「たしかに結果は出なかったけど努力したじゃん、偉いよ」
って言ったとしても、
過程なんかよりも結果を気にする男性からしてみれば、
その言葉は余計に自分を惨めにさせてしまいます。
ではなんで男性はそんなに結果にこだわるのか?
それは遥か昔からの生活スタイルが影響しており、
原子の時代から男は家族を守るために食料調達へ狩りに行きますが、
獲物を捕まえることができなければ、
どんなに過程が良くても成果にならず、生きていけなかったのです。
つまり結果を出せないことは「死」を意味していました。
だからこそどれだけ年月が経過しても僕ら男にはその遺伝子が刷り込まれているので、
男はいつだって結果にこだわるのです。
このように2つ目の褒めるポイントとしては、
結果を出したことに褒めてあげるということです。
なので褒めるべきポイントをまとめると、
- 競争思考を刺激する
- 結果を褒める
この2つを褒めるのが効果的です。
ちょっと前置きが長くなってしまったんですけど、
ここから本題に入っていきます。
男性を褒めるべきポイント1:比較して褒める
先ほども言ったとおり男性は競争心が強いので、
人よりも上でありたいという考えが根底にあります。
そこであなたがすべきことは他人と比較して褒めてあげましょう。
兄がいる男性あるあるなんですけど、弟はいつも兄と比較されるもので、
「お兄ちゃんは頑張って〇〇したんだぞ、お前もお兄ちゃんみたいになりなさい」
「お兄ちゃんに比べてお前は…」
実はこれらの言葉って、男の本能からすればとっても鬱陶しいもので辛いものなんですよね、
なぜなら敗北を意味するからです。
いつも比較されて、その度に負けることを認識する。
それはとても悔しいモノであると同時に、自尊心を傷つけられてしまうのです。
それが結果的に非行という復習に走ってしまったり。
では逆を言ってしまえば比較されて勝つことは、
男にとって嬉しいということがわかりますよね?
そこで男性を褒めるときはだれかと比較してあげましょう。
ただし比較って言っても、
「佐藤さんと違って杉山さんはすごいですよね」
「佐藤さんはあんなダメダメなのに杉山さんはさすがですよね」
など比較対象を下げてから褒めるのではなくて、
「佐藤さんも、もちろんすごいですけど杉山さんはもっとすごいと思いますよ」
のように比較対象を持ち上げながらも男性を褒めると効果的ですね。
比較対象を下げられると本気で喜んで良いのかわからなくなって複雑な気持ちになったり、
ダメな人と比較されるよりもすごい人と比較されて勝った喜びの方が男性の性質上、価値を感じやすくなります。
あと一番という表現も男性脳には響きやすく、
「恋愛でも男はナンバーワンになりたい、女はオンリーワンになりたい」
という言葉もあるくらいです。
なので、
「もちろん他の人もすごいとは思いますけどこの分野に関してはやっぱり杉山さんが一番です」
「今まで会ってきた中で一番は杉山さんですよ。」
みたいに比較や一番などの表現をしてあげると刺さりやすくなります。
褒めるときには洞察力や観察力が求められますが、
相手が他の人よりも優れていると思う部分や、
ナンバーワンの部分を見つけて言葉で伝えてあげるようにしましょう。
男性を褒めるべきポイント2:結果を出した能力を褒める
男性は、
- 自分の能力を評価をしてほしい
- 尊敬されたい
- 自分のプライドを満たしてほしい
という欲求があるので、
男性がなにかを成し遂げたとき、結果を出したときにはその能力や尊敬する気持ちをストレートに褒めてあげます。
「すごい!〇〇を達成したんですね!僕(私)じゃ絶対ムリですよ!普通の人なら無理ですよ」
とか、
バイトや仕事で相手がなにか大きな貢献していたなら、
「お店を回せてるのは杉山さんのおかげですよ!」
「さすが!この売上を出せたのは杉山のおかげだな」
みたいに結果とともに「すごい」とか「さすが」などの感動を強調して褒めると響きやすくなります。
男はこの一言で、
「次も頑張って結果を出そう!」
という原動力になったりもします。
男性を褒めるべきポイント3:具体的に伝えてあげる
これ女性の人はつい見落としがちですが、
男性を褒めるときは具体的にどこがどうすごいのか?をできるだけ論理的に説明してあげてください。
「このくらい言えば気持ちが伝わるでしょ」
と自分基準で考えてしまう女性も多いですが、
右脳が発達している女性と違って男性は脳の構造上、
会話するとき左脳しか使えないので察したり予測する能力が女性ほど高くありません。
なので、
「ここはこうで、こう思うから私は杉山さんをすごいと思うんですよね」
と具体的に伝えてあげることで、
「そうか、この子はこう思っているから俺をすごいと思うのか!」
と納得して喜んでくれます。
女性からすると、
「男ってなんて察しが悪いの?なんて気が利かないの?」
って思うことも多々あるとは思いますが、
脳の作りが違うからしょうがない部分でもあるのかもしれません。
まとめ
今回をまとめると、
- 褒めるときには比較や一番を強調する
- 結果を出した能力を褒める
- 具体的に褒めてあげる
という内容でした。
やっぱり男性にとって自分を上手に立ててくれる人は、
男女ともに好感度も高いですし言われる側も気持ちがいいものです。
ぜひ活用してもらえたらと思います!
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