どうも杉山です。
今回のテーマは、気づかぬうちに人間関係を破壊する行動ということで話していきます。
これから話す内容は普段から何気なくやっているにも関わらず、
じつは人間関係を壊してしまう危険かつ見落としがちな行動です。
もしかしたら聞いてるうちに、
「そんなの当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、
基本的に人間は自分の行動を客観的に見ることが苦手です。
つまり頭は理解していても無意識的にやってしまうことがとても多くあります。
なのでこの記事を見て普段そういった行動をやっていないか?をチェックするだけでなく、
その重要性を知り、今後そういった行動をしないよう脳にしっかりと焼き付けてもらえたらと思います。
では本題に入っていきますが、
今日ご紹介する内容は4つ。
- 自発的特徴変換
- ファビング
- ハンブルブラッキング
- ヒポクラシ-
難しそうな言葉や横文字が並んでいますが、内容はいたってシンプル。
安心して見てもらえたらと思います。
おすぎくん
五右衛門
動画でもわかりやすく解説しています↓
目次
気づかぬうちに嫌われる行動1.自発的特徴変換
まずはじめに紹介するのが「自発的特徴変換」です。
難しそうな言葉が内容はとっても簡単、
これは人間の持つ習性で、
ヒトはその場の雰囲気を目で見えるものに投影します。
つまり脳はその場の雰囲気と目に映るものを重ねて記憶するという特徴を持っています。
たとえば僕が誰かの悪い噂や愚痴をあなたに伝えたとしましょう。
おすぎくん
佐藤さん仕事でド派手なミスをしでかしたらしいよ!いい迷惑だよね。
おすぎくん
けどあんな悪い性格しているんだから当然の話だよね。
おすぎくん
このように話を聞いているあなたは佐藤さんの評価を下げて嫌いになるのではなく、
その話をしている僕のことを嫌いになります。
なぜなら、そうヒトはネガティブな空気と目に映っているものを重ね合わせて記憶するからです。
なので気づかぬうちに人間関係が崩壊する行動の1つ目、
それは「誰かのネガティブな話を相手に伝える」ことです。
誰かの愚痴や悪い噂、失敗した話だったり。
これはひとによっては無意識に悪意なくやる人も多いかもしれませんが、
じつは結果的に自身の評価を下げてしまう危険な行為なのです。
あなたの周りにもそんなヒトがいるはずです、
人の悪い噂や不幸な話を食い物にして言いふらすような人。
じつはそういった人たちは自らの評価を下げて自爆しているようなものなのです。
ただし逆を言えば、
誰かのいい噂、成功した話をすればするほどあなたに対する評価は高まるという事も言えます。
おすぎくん
佐藤さんあのビッグなプロジェクトを成功させたらしいよ!すごいよね!
おすぎくん
いやー羨ましい
おすぎくん
このようにネガティブな噂をすればするほど人はあなたを嫌いになる、
逆にポジティブな噂をすればするほどあなたを好きになる。
なのでこの自発的特徴変換は覚えておきましょう。
おすぎくん
気づかぬうちに嫌われる行動2.ファビング
そして気づかぬうちに人間関係が崩壊する行動2つ目が、
「ファビング」です。
これは海外でも多く取り上げられている問題で、
このファビング行為を繰り返すことで人間関係を破壊すると言われてます。
ではファビングとはなにか?
ファビング(phubbing)とは、
phone(電話)とsnubbingスナビング(冷たい態度)を合わせた造語で、
「相手と話している最中にスマホをイジる行為」を指します。
そしてこれを常習的にやっている人を「ファバー」なんて呼んだりしますが、
きっとあなたの周りにもそんな人がいると思いますし、
じつはあなた自身も無意識的にこのファビングをしているかもしれません。
する側は悪意がなかったとしてもされた側は、
男性
男性
なんて誤解を招いて相手を不快にさせてしまうなんてことはよくあること。
そして最近の研究だと、
- 話している最中に一瞬だけスマホをチラッと見る
- 机の上にスマホを置く
- 手で握っている
- 通知音が鳴る
これらをするだけでもヒトは会話に集中できず不快に感じてしまうということわかっています。
「相手はそんなこと気にしないヒトだから大丈夫だよ。」
とか、
「そのヒトとは長い付き合いだから、お互いそんなことは気にしてないよ。」
なんて考えのヒトも多いかも知れません、でもそれらはすべて楽観的で主観的な考え。
たとえば128名の学生を対象にイギリスのケント大学が行った実験だと、
ファビングをされた人たちは相手がスマホを見れば見るほどコミュニケーションの質が低下した、
関係性も崩壊するのではないか?など回答をしていたり、
また違う450人を対象に行った調査では、
1.日常の中で、恋人にファビングをされて嫌な気分になった経験がある人は46%
2.ファビングがもとで恋人と口論に発展したという経験がある人は22%
このように人の脳というのは、スマホに対して敏感に反応するようできています。
昨今ではスマホを使うことは、
睡眠時間の減少、視力の低下、姿勢の悪化などの健康被害が数多く報告されていますが、
じつは会話中にスマホをいじったり、
相手の目に映るだけでも人間関係を壊してしまうなんてこともありえるのです。
なので誰かと会話をするときは必ずマナーモードに切り替えて、
スマホが相手の視界に入らないようポッケやバッグに入れるよう注意してください。
おすぎくん
気づかぬうちに嫌われる行動3.ハンブルブラッキング
そして気づかぬうちに人間関係が崩壊する行動3つ目が、
「ハンブルブラッキング」です。
このハンブルブラッキングはいわゆる謙遜自慢のことを指し、
たとえば男性だったら、
男性
みたいに謙遜をしながら収入の自慢をしたり、
女性であればインスタグラムで、
女性
と言いながらめちゃくちゃ盛れているすっぴん写真をアップしていたり。
自慢をしたいけど直接言ってしまうと嫌味な感じに聞こえてしまうから、
謙遜を込めて自慢を遠回しに伝える人が多く居ます。
しかしこういった行動はかなり危険です。
じつはこのたった一つの行動で、
周りからの評価が急激に落ちることが研究結果からわかっているからです。
ノースカロライナ大学のセザ-教授が、
「謙遜しながら自慢してくる人に対し人々はどのように思っているのか?」という研究をしました。
その結果として普通に自慢する人に比べ謙遜自慢したひとの評価は、
- 能力がなさそうに見える
- 好感が持てない
- 信頼できない
などの印象は最悪で、
それだけならまだしも、その人の持つ長所までも悪く見える印象がついてしまったのです。
つまり嫌味を出さないために良かれと思って謙遜自慢したのに、
結果評価が下がるだけでなく、
そのヒトの持つ良い部分までもマイナス評価がされてしまったということです。
なのでこの謙遜自慢をやっていたら必ず注意してください。
そして謙遜自慢をするくらいだったらハッキリとストレートに自慢をしたほうがまだマシです。
ただマシなんですけど、
やはりヒトは基本的に自慢を嫌います。
しかし人はどうしても認めてもらいたい生き物なので、時には自慢したいときもあるかもしれません。
じつはちょっと工夫して伝え方を変るだけで、
嫌われる自慢から尊敬される自慢に変えることが可能です。
その記事を貼っておくので興味ある人はそちらもチェックしてもらえたらと思います。
五右衛門
気づかぬうちに嫌われる行動4.ヒポクラシ-
気づかぬうちに人間関係が崩壊する行動の4つ目が、
「ヒポクラシ-」です。
このヒポクラシ-を直訳すると「偽善」なんですけど、
内容としては言っていることとやっていることが違う意味を指します。
いますよね?そんなヒト。
たとえば、
女性
と散々愚痴や悪口を言いながら本人の前ではとびきりの笑顔だったり、
夢や目標をめちゃくちゃ語るけどそのためにナニも行動をしていないとか、
仕事で誰かが遅刻したときは目くじら立てて怒るけど、自分は普通に遅刻するだったり。
このように言っていることとやっていることが違う人は嫌われるどころか、
いずれ愛想をつかされヒトから軽蔑されてしまいます。
人の脳は言っていることと、やっていることが違う相手を見ると、
どっちが本当なのか脳が混乱して相手を信用することができなくなってしまうのです。
結果、信頼を失ってしまい人間関係が崩壊してしまうと。
いっけん聞いてみると、
「自分は大丈夫だよ」と思うかもしれませんが、
自分のそういった行動に気づかずに相手からの評価を落とすという人もかなり多いので、
いま一度自分の行動を再確認してみましょう。
何度も言いますが、
人は言動と行動に矛盾が生まれる人に対して嫌う習性があり、
最悪の場合、人間関係が壊れる原因になりますので気をつけてください。
五右衛門
まとめ
今回をまとめると、
- 人の悪い噂をするとあなたの評価が下げる
- 会話中のスマホは人間関係を壊す
- 謙遜自慢は人間性までもマイナス評価される
- 言っていることとやっていることが違うと軽蔑される
という内容でした。
言われてみればそんなの当たり前と思うかもしれませんが、
わかっていても無意識的にこういった行動をしてしまうという人はたくさん居ます。
そしてこれらの行動を繰り返せば周りのヒトから避けられるなんてことも十分にありえることです。
なのでこれら4つの行動に注意を払いながら普段の生活を過ごすようにしてみてください。
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