どうも杉山です!
今回は他人からなめられる人の行動というテーマで話していきます。
突然ですがあなたはバカにする側とバカにされる側、
どちらが悪いと思いますか?
世間一般的には、
「バカにする側が悪い」
という意見が多いかもしれませんが、
じつはそんなことはないのです。
馬鹿にする側にももちろん問題はあります、しかし舐められる側にも問題があるということ。
なぜなら人間はある特徴を持つ人を見ると、ばかにしたり見下すという心理が無意識に働いてしまうからです。
つまり他人から舐められる人というのは、知らず知らずのうちにその行動を自分自身でしてしまっている。
自らその罠に陥ってしまっている、だからこそ他人から舐められてしまうのです。
なんでこんなことが言えるのかというと、
もちろん心理の知識があるからと同時に、
わたし自身が昔なめられる側の人間だったからです。
でもいま思い返すとそれって当然なんですよね、
なぜかというと他人から舐められる行動を気づかずにしていたからです。
なのであなたもこの記事を見て思い返してみてください、
自分がその行動を無意識にしてしまっていないか?
そのなめられる根源の行動を変えることができれば、他人から見たあなたの印象を大きく変えることができます。
そして人間関係の悩みが軽減されて生活が今よりももっと楽に生きることができるはずです。
じゃあその行動とは一体なんなのか?
そこで人から舐められてしまう行動を5つ紹介していきます。
この5つに注意を向けるだけで間違いなく他人から舐められることはなくなります。
もしこの内容が一つでもあなたの心に残って、
ご自身の行動を見直すきっかけになったら嬉しく思います。
ではさっそく本題に入りましょう。
動画でもわかりやすく解説しています↓
目次
他人からなめられる原因と特徴その1:みんなから好かれたい
あなたは他人の顔色ばかり伺って、
みんなから好かれようとしていませんか?
八方美人になっていませんか?
嫌われないために常に笑顔で振る舞うだったり、
怒らない、下手にでる、主張しない、反抗しない、嫌われずにみんなとうまくやっていきたい。
だとするならばその考えは今すぐにでも捨ててください。
嫌われないためにやっているその行動こそ、じつは舐められてしまう原因なのです。
そしてみんなから好かれたいは誰からも好かれません。
よく考えれば当然のこと、
みんなから好かれるためには自分というキャラを殺しますよね?
誰にでも笑顔を振りまき、そして争いを起こさないために自分の主張をまったくしない。
そうするとどうなるか?
ただのお人良しで終わってしまうのです。
嫌われないためのお人良しは誰からも好かれない孤独な人間になってしまうのです。
人からちょっかい出されても争いたくないから笑顔で返す、
そうすると「この人には何言っても良いんだな」と認識され、
その行動はさらにエスカレートしていく。
最悪の場合いじめに発展することもあるのです。
じっさいに小中学校でいじめられやすい子ほど、
みんなから好かれたいと思っているというデータも事実あります。
だからこそ、もしあなたがたくさんの人から好かれたいという考えで、
毎日を送っているのであればそれは今すぐにでもやめてください。
もちろん自分の素をだして自分の意見を持つことで必ず敵が生まれます、攻撃されるかもしれません。
でもそれと同時に自分にとっての本当の仲間も現れます。
敵も増えれば仲間も増えるコレこそが自然の法則、自然の摂理なのです。
この法則に逆らってみんなに好かれようとするから人間関係のバランスが崩れていく、
そう、みんなから好かれようは誰からも好かれないのです。
なので好かれる人には好かれればいい、
あとは知~らないという考え方を持つほうが自分も無理にキャラを演じなくていいですし、
舐められることはなくなります。
なめられる人の原因と特徴その2:優しく振る舞う
これ語弊があるかもしれませんが、
この優しく振る舞うとは誰かのためになる優しさではなく、
自分の評価を高める、嫌われないために媚びを売って相手に優しくするということです。
あなたはやっていませんか?
嫌われたくない、好かれたいから相手の言いなりになってお願いを嫌でもYESで返す。
なかには優しさを履き違えて相手のお願い受け入れること、
断らないことが優しさだと考える人も多くいます。
しかしこれらは大違いで相手のお願いを受け入れれば受け入れるほど、
良い人間関係を築けるどころかどんどん舐めらていきます。
それはなぜか?
ただの都合のいい人で終わってしまうからです。
たとえば、
職場で終わらない仕事を手伝うようにお願いされ、OKしたら毎度毎度お願いされる。
友達と遊びに行くたびに、
「車出してよ」
と言われ毎回車係になってしまっている。
友達の誘いを断れず誘えば毎回来る人みたいになっている。
そうこのように相手からすれば、
「この人はナニ言っても断らない」
「怒らないし許してくれる」
なんて舐められてしまい悪循環が生まれてしまうのです。
これは恋愛においても同じで、
嫌われたくないから恋人に媚を売ってなんでもYESで返すなんて人がいますが、
それは恋人から完全に舐められてしまいます。
「あっこの人なんでも言うこと聞くんだ」
そして知らず知らずのうちに自分が依存体質になっていく。
そう、これは相手を思いやる本当の優しさではありません、
自分の評価を高める、嫌われないための偽りの優しさです。
なのでもしあなたが嫌われたくないから他人に優しく振る舞っているのであれば、
今すぐにでもその習慣はやめましょう。
嫌だったら嫌とハッキリNOと答える、都合のいい人間にはならない。
もちろんなんでもyesと言ってしまう人というのは、
嫌われることを恐れる臆病な方なのかもしれません。
しかし一言言うのであれば、
人間関係を上手くにやっていくためには多少なりとも嫌われる覚悟を持つことも必要なのです。
嫌われることを恐れずに断る勇気を持ってみてください。
なめられる原因と特徴その3:スミマセンが口癖
あなたはむやみに、
「すみません」や「ごめん」などの謝る言葉を日常的に使っていませんか?
とくに日本人って多いですよね、自分に非があるないに関わらず、
すぐに謝まったり、条件反射で口が開いたと思ったら、
もうすみませんという言葉がでてしまっているだったり。
昔ピザ屋でバイトしていたことあったんですけど、
そのバイトにいた一人の子が、息を吐くようにスミマセンを連呼する子だったんです。
お礼を言うときに「スミマセン」
人の前を通るときに「スミマセン」
注意されたときに「スミマセン」
店長からスミマセンをやめろ!と言われたそばから「スミマセン」
きっと悪気なく本人は反射的に言っているということはわかりますが、
じつはこのスミマセンやごめんという言葉をむやみに使ってしまうとかなり危険なんです。
それはなぜか?
それは自分の価値を下げていることと同じだからです。
じゃあこのスミマセンを別の言い方にするとどうなるか?
「じぶんは大切に扱われる価値のない人間なのにそんなことをしていただき、すみません」
と言っていることと同じなのです。
つまり謝れば謝るほど自分の価値を下げることと同じなので、
必然的に相手との心理的なパワーバランスに差が生まれてしまう。
それに謝られた側からすると、
悪いことをした相手と謝られている自分という認識になってしまい、
自分の方が上の立場にあると錯覚を起こしてしまうのです。
そうだからこそ、すぐに謝る人ほど他人から舐められるんです。
もちろん腰を低くして謙虚になることはとてもいいこと、
ただ腰を地面まで下げ過ぎたり場違いなところで、
この言葉を使うというのは不適切なことなのです。
だからこそ「すみません」はできるだけ使わない、
そこでその代わりに感謝の言葉である、
「ありがとう」を使うようにしましょう。
感謝をするときに「ありがとう」
ムカつく上司に注意されたとしても、
「すみません」ではなく、
「ご指導いただきありがとうございます」
何度も言いますが、無駄に謝ることは自分の価値を下げていることと同等のことなのです。
なのでもしあなたがこの謝る言葉を口癖として使っているのであれば注意してください。
なめられる人の原因と特徴その4:それは自分をなめている
んっ?
他人からではなく、自分自身を舐めている?どういう事?
なんて思ったかもしれませんがその言葉の通りです。
自分が舐められているように感じるのは、
自分で自分のことを舐めていることが原因なのです。
これどういうことかというと、
人は自分の思っていること、自分の心の状態を人や物に映し出すという心理があります。
たとえばあなたが空を見上げたとしましょう。
そのとき、
「なんだか今日の空は悲しい空をしているなあ」
と感じたとします。
しかしその横にいた友達は、
「いやー今日の空は凄く気持ちのいい空をしているよねー」
とつぶやいたとします。
なぜ同じ空を見ているのにも関わらずこんなにも感じ方が違うのか?
それはいま感じる、
「悲しい」
というフィルターを通して空を見ているから悲しいと感じてしまうのです。
その一方で友達は、
「気持ちが良い」
というフィルターを通して空を見ているからこそ、
「気持ちの良い空だなあ」と感じることができるのです。
つまりそのときに使う心のフィルターこそが、
そのときのあなたの感情、心境ということなのです。
これを心理学的に言いうと「投影」といいますが、
コレを今回のテーマに当てはめると、
自分で自分を舐めているから、
相手から舐められているように感じてしまうわけです。
じゃあ舐められない人というのはいったいどんな人なのか?
それは自分への評価が高い、
自分は舐められても良いような人間ではないというセルフイメージがある人です。
こういった人は、もし仮に相手がひどい態度で自分に接してこようが、
舐められているという認識にはならないのです。
「ただ相手は偉そうに話す人、人を見下すような人なんだな」
と感じるだけで終わります。
つまり大事なことというのは、
自分が自分自身をどのように思っているのか?ということなのです。
この考え方を変えることができれば、
自分の価値が下がったように感じたり落ち込んだりすることはなくなります。
なので知っておいてほしいことは舐められているように感じるのは、
自分自身を舐めてしまっているということです。
なめられる人の原因と特徴その5:自己主張ができない
自己主張をしないことは協調性のある人という長所としてみることができますが、
まったくもって自己主張ができない、
協調性しかない人は他人から舐められる傾向にあります。
なぜかと言うと人間は、
自分の主張を簡単に受け入れてくれるような人を軽く見てしまう生き物だからです。
たとえば友達の意見にいつも同調するだけで自分の意見を隠すような人だったり、
仕事において自分の主張ができないと、
周りの人から頭の悪い人だと誤解されてしまって自分の立場が弱くなったり、
このように相手を否定することができなかったり、
相手の思うままに行動をするから相手に舐められる。
そうだからこそしっかりとした自分を持って、自分の意見を持つことが大切なのです。
もちろん自己主張が苦手な人ほど、
自分に自信がなかったり、
意見を持つことで人から嫌われたくない、
自分の主張で周りに迷惑をかけたくないというその人のもついろいろな心理背景があるので、
いきなり自己主張をしろと言われてもそれは難しいかもしれません。
だとするならばほんの小さなNOを伝えるだけでもいいのです。
基本的には相手の意見を受け入れ、
でもここだけは絶対に譲れない、やりたくないと思うことだけしっかりとNOを伝える。
この迷いのない1回のNOを伝えるだけでも、
「主張するときはするんだぞ」
「自分にもしっかりとした意見があるんだぞ」
と与える印象が大きく変わります。
何度も言いますが舐められやすい人というのは、
自分の意見を持たず、
相手の思うままに行動をしてしまう人、
言いなりになってしまう人です。
なのでもしあなたが主張することが苦手であるならば小さなNOを伝えることから始めてみてください。
まとめ
今回をまとめると、
- みんなから好かれようとする
- 媚を売って優しく振る舞う
- スミマセンが口癖
- 自分のことを馬鹿にしている
- 自己主張をしない
ということで今回の記事は以上ですが最後まで見ていただきありがとうございます。
この記事をきっかけにあなたの人間関係が今まで以上にうまくいくことを願っています。
【深層心理】見下して人をバカにする人の隠された心理
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