今日から使える!心と体の健康科学

太らない食べ方|最新の医学で証明された食べる順序の新常識

最初に野菜を食べると痩せやすくなると言われているベジファースト、

あなたも一度は聞いたことがあるかもしれませんが、ご存知でしたか?

じつはこのベジファースト…

 

 

もう過去の常識なんです。

 

 

ではこれからの時代は何ファーストになるのか?

そこで今回は最新の科学が教える、食べる順序の新常識について解説していきます。

じつは食べる食材の順番を変えるだけで、

なんと健康はもちろんのこと、

  • 老化防止
  • 生活習慣病予防
  • ダイエット効果

などのさまざまな効果が期待できます。

じっさいに「〇〇ファースト」を実践したある芸能人も、

体重をなんと-7キロ落とすことに成功したという報告があります。

1日3食、人によっては一日2食。

年間730~1095回の食事を無駄にしないよう、

この記事をしっかりと読んでいただけたらと思います。

おすぎくん

ベジファーストが古い常識!?

五右衛門

毎日取る食事だからこそ、知っておかないと損をしてしまうぞ。

目次

時代はベジファーストよりも〇〇ファースト

ではこれからの時代は何ファーストになるのか?

結論を先に言ってしまうと、

 

 

 

 

そう、

「ミートファースト」なんです!

 

 

 

 

男性

えっ、最初に肉を食べちゃうの!?

なんて思ってしまいますよね?

じつはこのミートファースト、

テレビや書籍などで紹介されるほど、

最近では常識になりつつあるのです。

ではなぜ最初にお肉を食べるのか?

その鍵を握るのが、

「インクレチン」という小腸から分泌されるホルモン。

じつはお肉を最初に食べることで分泌されるこのインクレチンには、

血糖値の上昇を抑える働きがあるため、

「インスリン」の分泌を抑えてくれるのです。

あなたも聞いたことがあると思いますが、

このインスリンは別名で「肥満ホルモン」と呼ばれており、

ご飯やラーメン、パンなどの炭水化物を摂ったことにより上がってしまった血糖値を下げるため、

膵臓からインスリンが分泌されます。

しかし、このインスリンが分泌すると、

ご飯などの糖を脂肪に変え体内に溜め込もうとする働きがあるので、

太らないためには、

このインスリンをいかに分泌させないことがとても大事なってきます。

そこでお肉を食べることによって分泌される「インクレチン」が、

肥満の原因になるインスリンの分泌を抑制してくれるのです。

つまりインスリンの分泌を抑えるから太らないというのがミートファーストの考え方なのです。

じっさいにベジファーストとミートファーストを比較する調査をしたところ、

ベジファースト食後血糖値は132だったのに対し、

ミートファースト食後血糖値は105になったという結果もあります。

おすぎくん

お肉を最初に取るなんてビックリ!
しかもその効果がベジファースト以上だったなんて…
【米研究】高い栄養を含む最強の野菜が判明

ミートファーストの効果はそれだけではない

じつはミートファーストの効果はそれだけではありません。

お肉が含む「L-カルニチン」という成分には脂肪燃焼効果があったり、

お肉に多く含まれる「たんぱく質」は栄養素の中でも、

一番お腹に溜まりやすく満足感を得やすいので、

食べ過ぎたり、食欲を抑制することができます。

これらの理由もあってミートファーストは、

ダイエットに効果的なんて言われています。

五右衛門

ちなみに歯ごたえのある肉は、
よく噛むので満腹中枢が刺激されて食欲をさらに抑えることができるぞ。

ミートファーストの注意点

ここまでパーフェクトなミートファーストですが、

注意点が一つだけあります。

それはお肉を食べ始めてから米などの炭水化物を摂るまでには、

必ず10~15分空けるということです。

つまりお米を摂るまでお肉をゆっくり食べて時間を空ける必要があります

なぜなら血糖値を高める炭水化物が胃に入ってくるまでに、

お肉が体内に吸収されてインクレチンが小腸で分泌されている状態、機能している必要があるからです。

じつは多くの人は知らないと思いますが、

ミートファーストに限らずベジファーストも同じことが言えます。

炭水化物のご飯が胃に入ってくるまでに、

野菜が消化吸収されて、

食物繊維が胃で機能している状態でないとベジファーストは機能しません。

なので多くの人は最初にサラダなど野菜を食べて、

その後すぐに主食を摂っているかもしれませんが、

じつはほとんど効果を得られていない、

損している場合がほとんどなのです。

なので時間をかけてゆっくり食べ、

炭水化物を摂るまでには、

最低でも10~15分空けるということを忘れないよう注意をしておいてください。

おすぎくん

腸でインクレチンが分泌するまで、ゆっくりと食べることが大切なんだね!

五右衛門

ベジファーストも同じことが言えるぞ。

〇〇ラストと併用することで最高の組み合わせになる

ご飯やラーメン、パン、お菓子など日本人が毎日、口にするこれらの食べ物。

とっても美味しいですよね?

美味しいですが、これら炭水化物には多くの糖質が含まれているため、

血糖値の急激な上昇に繋がってしまいます。

しかし最近の研究ではなんと、

これらご飯や麺類、パンなどの糖質を摂るタイミングをズラすだけで血糖値の上昇を抑え、

インスリンの分泌を減らしてくれることが証明されています。

それが糖質を最後に摂るカーボラスト」という考え方。

じつはベジファーストミートファーストよりもこのカーボラスト

科学的な根拠がとても多く、

食事をするうえでもっとも重要な考え方になってきます。

たとえばアメリカのウェイルコーネル医科大学の研究では、

3つのグループに分けて血糖値の上昇とインスリンの分泌量を調べました。

【グループ1】

糖質を最初に摂るグループ【カーボファースト】

1パン+オレンジジュース

2鶏むね肉+サラダ

 

【グループ2】

糖質を最後に取るグループ【カーボラスト】

1鶏むね肉+サラダ

2パン+オレンジジュース

 

【グループ3】

サンドイッチにして同時に摂るグループ

と3つに分けて調べたところ。

さいごに炭水化物、カーボラストをした2番のグループは他のグループに比べて、

血糖値の上昇とともに、インスリンの分泌量が少なかったということがわかったのです。

なので食事が出てきたときに真っ先に考えてほしいのが、

野菜や肉を先に食べると同時に、

炭水化物である糖を最後に食べるということがとても大事なのです

おすぎくん

最初にお肉もしくは野菜を食べて、さいごに炭水化物!

五右衛門

これが最新の医学が教える食事術なのだ。

さいごに

ということで今回はミートファースト、カーボラストについてのお話でした。

最初にお肉を食べてから、炭水化物を摂るまでに最低でも10分~15分は空ける。

そして食事の最後は必ず炭水化物。

これを守るだけでもインスリンの分泌を抑えることができるので、

ダイエットはもちろんのこと、

高血糖による糖化を抑えることができるので老化を予防したり、

糖尿病など生活習慣病の予防の助けになるはずです。

ぜひこの記事を参考にしてもらえたらと思います。

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